IMAGINE

“IMAGINE”　イマジン

「イマジン」は1971年秋にリリースされたジョン・レノンのアルバム『イマジン（Imagine）』のタイトル曲。
“国境や宗教、階級、争いなど人を隔てるものがない世界を、みなが平和に暮らし世界が一つとなることを、想像してみよう”と優しく歌いかけるこの曲は、ジョンとヨーコの愛と平和のメッセージを象徴し、人々に愛され続ける曲となった。世界が平和や平穏な心を必要とする時に聴き、歌うための。イマジン」は世界中すべての人々に、ポジティブな未来への希望を表明し続けているのだ。
ジョンは後にインタビューで、この曲の発想は、ヨーコから1967年にプレゼントされたヨーコのアートブック『グレープフルーツ』　、特に“Cloud Piece”というインストラクション作品から得たと語っている。
「「イマジン」はレノン/オノの共作曲とされるべきだ。「これを想像してみて」「あれを想像してみて」という歌詞と曲の構想は彼女からきている。彼女の著書『グレープフルーツ』からそのままね。でも当時の僕は多少身勝手で男性優位なところがあって、彼女の貢献を見て見ぬ振りをしてしまったんだ」（ジョン：1980年 アンディ・ピーブルスとのインタビュー）2017年6月、ジョンの希望通り「イマジン」の共作者として正式にヨーコの名前がクレジットされた（パネルより）。また、2018年、ヨーコ85歳の時にリリースされた、自身の作品を新たな解釈でレコーディングしたセルフ・カヴァー・アルバム 『ウォーゾーン（WARZONE）』にも収録されている。